2014年2月13日木曜日

STAP細胞作製の再現性について

STAP細胞作製の再現性について
小保方氏が発表したSTAP細胞の作製には、Nature論文の共著者で共同研究者の若山照彦教授とその弟子(student)が、小保方氏指導のもとでの理研の実験では再現に成功していますが、若山教授が山梨大学のラボに移った後では未だ再現に成功していないことが判明していますNature誌記事より)

カリフォルニア大学の幹細胞研究者ポール・ネフラー博士が運営しているSTAP細胞作製の再現性確認実験の結果を報告しあうためのブログ記事(Knoepfler Lab Stem Cell Blog) では、まだ再現に成功したという報告はありません。
小保方晴子の論文では「生後7日新生児マウス」由来の細胞によってSTAP細胞を確立されていますが、現時点で上記サイトに報告されている追試では新生児マウスの細胞を用いているのはありません(生物種未記載にはある) 。よって、現時点で再現性がないと断定することはできません。

現在の追試報告例(10例):未だ、再現成功例無し。
Ethan: 失敗、細胞腫への言及なし 
Ruben Rodriguez: 失敗、「ヒト」新生児繊維芽細胞使用 
Elliott Schwartz: 失敗、「ヒト」繊維芽細胞 
Subhash Kulkarni: 失敗、新生児全血、成体全血 
Sasha: 失敗、マウス胎仔繊維芽細胞、マウス成体神経幹細胞、マウス胎児神経幹細胞 
Hong: 失敗、マウスES細胞 
Yoshiyuki Seki: 失敗、マウス胎仔繊維芽細胞 
Andres: 失敗、「ヒト」胎仔繊維芽細胞 
Dr. Pierre Debs: 微妙、成体ラット・マウス脾臓細胞 

Ray and Sandy:  失敗、MEF(マウス胎児芽繊維細胞)





参考となるツイート

https://twitter.com/jseita/status/435516762390413312
Jun Seita ‏@jseita
本家の実験でもwt miceの細胞と平行して実験してないから、自家蛍光なのかGFP signalなのか、区別できてないじゃん。。。orz

https://twitter.com/jseita/status/435517921079468032
Jun Seita ‏@jseita
Online onlyのmaterials & methodsからカタログ番号たどってったらanti-CD34 conjugated with PE、らしいけど、これGFPと一緒に使えないじゃん!!!


1 件のコメント:

  1. 一番初めの山梨大HPには、若山照彦も、小保方と共同で「STAP作った」と暗示する書き方になっている。以下はアーカイブ。現在はこの写真や本文は削除されている。http://web.archive.org/web/20140209114203/http://www.yamanashi.ac.jp/

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