Nature ArticleのExtended Data Fig.4c
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_SF4.html
Nature ArticleのFig.2e
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_F2.html
理研ホームページより
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2014/20140130_1/fig4.jpg (写し)
小保方晴子氏の研究不正を追及する上において、in vitro細胞分化画像や、上記のテラトーマ画像の不正流用の件が一番重要であるかと思います。
小保方氏と笹井氏は、in vitro細胞分化画像やテラトーマ画像の一部が間違っていたと して( 調査委員会の聞き取り調査では実験条件の異なる博士論文の画像か ら流用されていたという事実は隠していましたが)、
差し替え用の画像を提出しました。
しかしながら、 小保方氏の実験ノートの記載は断片的であり日付の記載も不十分で あるようで、 この新たに提出された差し替え画像が正しいものかどうかは、 だれにも(調査委員会でさえも) わかりません。
また、そもそも、 小保方氏らが新たに提出した差し替え用のテラトーマの免疫染色画 像は、ヘマトキシリン& エオジン染色画像と形態が全く類似しておらず、 不自然との指摘があります。
さらに、免疫染色に用いられている抗体・抗原の選択(α- smooth muscle actinやα-fetoprotein) も不適切であるという指摘もあります。
(本当に同じテラトーマなら、 骨格筋であるのに平滑筋アクチン抗体で染色することはないし、 腸管上皮をαフェトプロテイン抗体で染色しない)
さらに、そもそも、冒頭で説明したように、Nature ArticleのFig.2eや、Extended Data Fig.4c,dの、ヘマトキシリン& エオジン染色画像については、
「多能性確認実験で、 マウスへのSTAP細胞移植でできたテラトーマ(一種のがん) で、ここまで立派な(分化・組織化した)、小葉が独立した膵臓( Nature ArticleのExtended Data Fig.4c,d)や、乳び管を伴う空腸ができるのは不自然だ」という指摘がなされています。
それは本当だろうか。本当に同じテラトーマなら、骨格筋であるのに平滑筋アクチン抗体で染色することはないし、腸管上皮をαフェトプロテイン抗体で染色しない。RT @lemonstoism: 最終報告スライドp12の右下3つの訂正用テラトーマを2014年2月19日頃に新しくデータを取った
- @buvery 最終報告では訂正用テラトーマ画像を2014年2月19日頃に新しくデータを取り直して作ったとされてますね。それが本当かは今の段階では我々にはわかりません。
- @lemonstoism 何年も前のテラトーマの切片をまだ持っていて、もう一度染色することは、ありそうになく、写真を拾ってきただけだと思います。それを『取り直した』と言っているのだと思う。(『同じテラトーマ』だとは信じ難いのは先程述べた通り。)
- @buvery やはり小保方氏と笹井氏が証拠を捏造した疑いがあるのでは。
- @lemonstoism あのHE染色を出している切片自体は存在しないだろうと思いますが、データを取り直したという理研の説明もおそらく間違っているだろうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿